ゲーム制作の経過報告と来月の予定(1年半、完成!)

はじめに

 個人製作ゲーム「NoWaitHero」が遂に完成しました。

STEAMにて5月8日に発売予定です。値段は980円(海外だと9.99$)

https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200421-122089/

※AUTOMATONさんに取り上げていただきました。

 

本記事はいつも通りに、総括記事は別途作成します。最後も平常運転でアデュー!

 

※17カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一年と五カ月)

※16カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一年と四カ月)

※15カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一年と三カ月)

※14カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一年と二カ月)

※13カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一年と一カ月)

※12カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一年経過)

※11カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(十一カ月目)

※10カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(十カ月目)

※9カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(九カ月目)

※8カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(八カ月目)

※7カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(七カ月目)

※6カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(六カ月目)

※5カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(五カ月目)

※4カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(四カ月目)

※3カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(三カ月目)

※2カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(二カ月目)

※1カ月目はこちら、ゲーム制作の経過報告と来月の予定(一カ月目)

 

※α版(半年前)はこちらになります。

※企画書はこちら、自分が作るゲームの企画書を書くぞい!

※皆様から頂いたレビューは、レビュー対応まとめページへ

 

 

 

今月の制作進捗

 

 

・PV完成!!

 最初完全白画面なのは背景と同化してイクナイ!

 

・メモリリーク問題対応

 プレイし続けるとだんだんと重くなるバグがあったのでそちらの対応をしました。処理自体は軽いゲームなので重くなるのが不思議。原因らしきものは潰したうえで、UE4を最新版にバージョンアップしました。治ったというか爆速で動くようになり、400FPS出るようになりました。実機では上限60FPSで固定しています。長期間でゲーム作成する場合、どこかのタイミングでバージョンアップするとバグが減るかもしれません。

 

・マスターアップ作業

 セーブとロードのバグ修正。基本的にセーブロード作業は地獄です。RPGツクールのように完成したセーブロード機能があってそれを利用すればよいだけということはありません。完全状態再現ボタンみたいなのがあれば、作らなくても良い気がしますが実際はそうでないので、自作し、各状態に応じて逐一デバッグするだけです。

 

クレジット対応。素材の多くは自作ですが、音楽と効果音と背景は別途購入しています。シンプルにクオリティが高いものが多いです。感謝。使用した素材やURLは総括記事にまとめます。

 

PV作成

 だいたい一週間(工数にして5日)で作成しています。2日でたたき台を作成し、1日ごとにレビューを入れて3回目で完成。協力してくれたリアルフレンズに感謝。PVの動画撮影はGeforceExperienceを利用しています。PCのグラフィックカードがGeforceだと無料で使えて非常に便利です。あとはAfterEffectsで加工しています。

 

・UE4に販売登録

 有料作品の販売が決まるとUE4に届け出を出す必要があります。UE4リリースページに商品を登録して提出です。売上が 3カ月ごとに3,000$以上出たら5%を納税する必要があります。売れると良いな。

 

・STEAM発売登録

 順番として最後にやりましたが、すごい時間かかるうえに、もっと前にやるべきでした。一本記事が書ける分量があるので今回は要点だけ書いておきます。

 

 ⇒ STEAMで販売するためには1つのゲームに1万円振り込む必要があります。これは売上が10万円以上になると帰ってきます。この支払をしてから30日間はゲームがリリースできません。これを知らなかったのでNoWaitHeroは5月8日が発売日になっています。発売したい場合、ゲームを早めに登録しましょう。完成するのが見える段階になったら早く登録しましょう。

 

 ⇒ 登録にパスポートか運転免許証が必要です。自分はパスポートでいきました。

 

 ⇒ STEAMで販売する場合、販売ページを作成すればSTEAM内でベータ版のレビューが可能です。デモ版の配布もSTEAM内で出来ますし、キュレーターと呼ばれる人々(STEAMのゲームレビューでコミュニティを作っている人たち)にゲームキーを送ることも可能です。

 

 ⇒ 会社無しの個人で販売する場合、本名しか使えません。イェイ!

 

 ⇒ STEAMのページ作成には2週間ぐらいかかってます。PV作成、文章(日本語版、英語版)の作成。紹介用の画像が18枚ぐらい必要です。割と大変です。翻訳にはDeepLというサイトを利用しています。自分は英語は読めるけれど書けないレベルですが、海外の人と意思疎通できるレベルの会話が出来るので重宝しています。

 

 ・マーケティング作業

 せっせとメールを出したり、キュレーターの方々にキーを配る作業。

 

 

今月の工数

 平日は全作業。土日もコロナで遊びに行ける雰囲気が消滅しているのでやる事がない。

 

・STEAM登録対応(5日)

・PV作成(5日)

・マスターアップ対応(5日)

・UE4バージョンアップ対応(5日)

 

今後のスケジュール

8月、残りの4体(ボス)のキャラクターの見た目を仕上げる。全敵との戦闘の実装(新規敵の半分)
9月、全敵との戦闘実装。敵ごとに必要になる機能の追加実装。新規敵用SFX作成
10月、全敵SFX実装。タイトルロゴ作成。主人公スキルの追加分実装。敵6体実装
11月、カットシーン3種対応。全体のレイアウト調整。フロー対応。レビュー対応。
12月、エンディング作成敵のバランス調整(ショートモード)、仕様確定、プレイヤースキル
1月、SE+BGM。イージーモードの通し実装
2月、ハードモードの通し実装、SE+BGMクオリティアップ、容量圧縮、ロード時間対策
3月、身内レビュー+対応、コンフィグ、チュートリアルセーブロード、クレジット
4月、メモリリーク問題対応、マスターアップ作業、STEAM発売登録、PV作成
5月、発売

 終わりじゃー!

 

終わりに

 ラスト一カ月で感じたのは達成感というよりも、気疲れです。ゲームは作っている間は無心で楽しく作業できますが、作っていない間は地獄です。いろいろな思考が止まらなくなります。大学受験の合格発表日を待つイメージです。完成は終わりではなく、始まりなので早く始まってくれーって感じです。

 

 とはいえ、ひとまず発売前のゲーム制作はここまでです。

 

 私のゲーム制作に関与してくださった皆様に、最大の感謝を。

個人名はメモしておらず、不平等性が出るので名前を挙げることは出来ませんが、

様々な人に興味を持っていただき、コメントを頂けてゲーム完成までたどり着きました。

ただ、あなたがこの文章を読んでいただけるだけでも、ページを見てくれた人の数として数字に残ります。

そういった小さい変化でも私は幸せになれました。

 

 ゲームが面白ければ、共有して抱けるとありがたいです。アデュー!